テレビ放送「エピガロカテキンガレート」粉末茶につきまして

 

2017年7月11日(火)、医学的内容のテレビ放送にて

お茶に含まれる栄養素「エピガロカテキンガレート」について、

「エピガロカテキンガレート」をより多く摂取したい場合、

「粉末茶を飲んで茶葉をまるごと摂取するのが効果的」という内容で放送されていました。

※粉末茶とは、茶葉を粉末状に加工した、急須を使わず溶かして飲むお茶のことです。

 

「エピガロカテキンガレート」とは、お茶に含まれるポリフェノールの一種であり、

「血管の老化を防ぎ、動脈硬化を予防する」「血圧上昇抑制作用」など、

さまざまな効能があるといわれています。

番組では、急須で淹れた茶葉のお茶より、茶葉をまるごと飲める粉末茶の方が、

エピガロカテキンガレートの摂取量が多くなるという理由で、粉末茶をお勧めしておりました。。

 

しかし、この情報には少し疑問を感じます。

理由は、「1杯当たりの成分摂取量」にあります。

 

【粉末茶で飲む場合】

1杯分→茶葉使用量は約0.5g程度(180ml)。

0.5g以上の茶葉を使うと、渋みも増し、濃すぎて美味しくありません。

0.5gの茶葉に含まれるエピガロカテキンガレート量は、約50mg程度。

粉末茶で茶葉をまるごと飲む場合、摂取量は50mgになります。

 

【リーフ茶で飲む場合】

1杯分→茶葉使用量は約5g程度(180ml)。

5gの茶葉に含まれるエピガロカテキンガレート量は、500㎎程度です。

その内、茶葉からお湯へ抽出されるエピガロカテキンガレート量は、約3割。

エピガロカテキンガレート量は150㎎になります。

1杯当たり、リーフ茶は、粉末茶の3倍近い「エピガロカテキンガレート」を摂取できます。

粉末茶で150㎎摂取したい場合は、3杯飲まなければなりません。

 

また、エピガロカテキンガレートは、70~80℃以上のお湯でお茶を淹れると

多く抽出されると言われています。

リーフ茶で飲む場合に、より多くのエピガロカテキンガレートを摂取したいという方は、

①70~80℃以上の熱めのお湯で淹れる ②急須に茶葉とお湯を入れてから長めに待つ のがおすすめです。

 

 

「急須が無い」「お手軽に淹れることが出来る」

などの理由で、茶業界は粉末茶を売り込もうとしております。

しかし、健康面を考えた場合、圧倒的にリーフ茶の方が優れております。

 

古くから「お茶は養生の仙薬」と言われてきました。

勿論、粉末茶は便利で、飲みやすく、利便性に優れております。

今回、「粉末茶一辺倒」を推してしまう報道に対し、残念に思いました。。

日本人であるからには、美味しいリーフ茶を健康的に愛飲したいものですね。

 

今後も、葉桐は静岡伝統製法リーフ茶作りに研鑽して参ります。

皆様の心強いお力添えのほど、よろしくお願いいたします。

 

2017年7月12日

株式会社葉桐

お問い合せはこちら
TEL:0120-505-418
FAX:0120-431-418